アボックでは今年度から新事業として、「地域情報チャンネル」プロジェクトを開始しました。これは、TCP/IPネットワークに対応し、TVを表示媒体とするネットワークプレーヤーを全市町村に設置し、街頭のテレビ掲示板として自治体をはじめ様々な団体の情報発信端末として利用していただくサービスです。テレビの分かりやすさと、インターネットの自由度を合わせもった新たなメディアであり、来るべき通信と放送の融合の時代に向けたコンテンツのデジタル化推進も睨んでいます。

 

宮崎情報ハイウェイ21(MJH21)を活用し、県内全市町村に設置したネットワークプレーヤーと弊社間にクローズドなネットワークを構築、コンテンツの管理を一元的に行うことで効率化を図っています。
また、本システムと完全互換のシステムを宮崎市内5ヶ所と東京1ヶ所に展開されている宮崎市の「e-Cityシステム」との連携を図る予定です。

 

 

 

このプレーヤーはネットワーク経由で一旦HDD蓄積されたものを番組表(プレイリスト)に従い再生します。プレイリストを構成する個々の番組は、動画像、静止画像、文字の任意の組合せで構成されます。他市町村と共有する番組と、地域内住民向けの非常にローカルな番組を組合せて市町村ごとに独自のプレイリストを制作できます。

 

本事業は、宮崎県の平成15年度の公募事業に採択されました。